ゼロから自治体を創ったらどうなるか?
書籍情報
【書名】ゼロから自治体を創ったらどうなるか? 元村長 宮田正馗が語る大潟村のあゆみ
【執筆者名】宮田正馗(著)
【定価】2310 円(本体価格2100円+税率10%)
【ISBN】978-4-87526-435-4
【出版年月】2023年1月
【判型・ページ数】A5判 184頁
書籍内容・メディア紹介
日本農業の光と影を知り尽くした先駆的な革新者。その生涯は、日本農業の過去、現在、そして未来を照らし出している。食料の危機の今こそ、読まれるべき必読書だ。--(姜尚中・東京大学名誉教授)
「新しい村」づくりの苦闘の歴史。減反政策への大転換、深刻な村内対立。「猫の目農政」に翻弄されながら「自治の実験場」建設に取り組んだ男の物語。「自治とは何か」への答えがある。--(橋本五郎・読売新聞特別編集委員)
私は、大潟村を舞台としたこの壮大な「自治の実験」の内実の全容を、それを取り巻く国や県の動きなど他者が知り得ない情報も含め、最も直接的に把握できる立場にあった……。
だからこそ、私には、「歴史の一証人」として、大潟村で起きたことの内実を後世に伝える責任がある。--「まえがき」(著者)より
日本第2の湖、八郎潟を干拓してできた秋田県大潟村。国の試験を合格し、全国各地から集まった589人の人間が、まさにゼロから村づくりを行った。
入植当時、親分・子分なく、本家・分家もなく、同じ農地面積を配分され、対等・平等な関係にあった大潟村の人々。
しかし国の減反政策を受けて、これに協力する順守派と、ヤミ米に走る過剰派へと村は二分されていく……。
大潟村の黎明期に村長を6期務めた著者が、激動の村づくりの歴史を明らかにする。
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【ご紹介いただきました!】
秋田魁新報紙2月8日号・「ゼロからの村…激動の時代つぶさに 元大潟村長が回顧録」(こちら)
目次・著者紹介
まえがき
第1章 はじまり
原点
大潟村誕生~入植者同士による最初の選挙活動
第2章 モチ米追加作付け指導と第1次青刈り騒動
減反と新規開田抑制
減反初年度(1970(昭和45)年)の出来事~はじめは皆、減反したかった~
モチ米2・5ha追加作付け指導
第1次青刈り騒動
今だから言えること
第3章 第2次青刈り騒動と村長就任
初の公職選挙
第2次青刈り騒動
議会主導・村長黙認が原因
小畑知事より使者来たる~村長就任
新村長への反乱
第4章 過剰作付けの拡大と苦難、そして全面水田認知の実現へ
農事調停とその効果
閑話休題① 日本海中部地震
ヤミ米検問事件
ヤミ米事件不起訴(1988(昭和63))年
2億7000万円余の損害賠償請求
天の声、宮田村長に辞任迫る
配分面積(15ha)全面水田認知、実現!
それでも生産調整への非協力姿勢は変わらず
閑話休題② まな板の上の鯉
第5章 宮田村政の村づくり①~1990(平成2)年以前
並木の村構想
商店街の再編整備
産直センター、スタート
大潟村に温泉が出た!!
閑話休題③ 政治家の決断と責任~金融機関の店舗開設を例に
第6章 宮田村政の村づくり②~1990(平成2)年以降
ルーレック構想
ソーラーカー大会
文化人入植
青少年宿泊研修所からホテルに!!
大潟村干拓博物館
閑話休題④ 先人の顕彰像の建立
宮田村政の村づくりを振り返って
閑話休題⑤ 提案するときの基本理念
第7章 大潟村をめぐるトピック
トピックス① 農協の歩み
閑話休題⑥ パンプキンパイ誕生秘話
トピックス② 大潟村カントリーエレベーター公社
トピックス③ 協業経営の失敗はなぜ?
トピックス④ 育苗団地
トピックス⑤ 減反の賛否、変遷の歴史
トピックス⑥ 大潟村村長としての意見発信
トピックス⑦ 裁判闘争の副産物
トピックス⑧ 痛恨、畑作の遅れ。しかし、観光、交流人口の経済的効果は大きい
トピックス⑨ 村の発展用地の取得
閑話休題⑦ 一線を守る~大潟分署救急車配置を例に
トピックス⑩ 大潟村神社とイタコと永六輔さん
トピックス⑪ 男澤さんと長瀬さんは忘れられない
トピックス⑫ 産直センター、温泉に続き、グラウンド・ゴルフもブームに!!
トピックス⑬ 日本一低い「大潟富士」誕生
閑話休題⑧ 防風保安林指定
トピックス⑭ もし農地配分方法が異なっていれば……
閑話休題⑨ 講話条約と八郎潟干拓
トピックス⑮ 皇室との出会い
トピックス⑯ 金足農高野球との出会い
トピックス⑰ 我が家の歩み
あとがき
年表 大潟村内及び宮田正馗に関するできごと
【解説】大潟村の歩みと本書の意義 (嶋田暁文・九州大学大学院教授)
著者紹介
株式会社ルーラル大潟代表取締役会長。1938(昭和13)年10月9日生まれ。秋田県八竜村(現三種町)出身。秋田県立金足農業高校卒。元八竜村議員(2期)。元大潟村村長(6期)。元秋田県町村会長。主著に『ゼロからの自治-大潟村の軌跡と村長・宮田正馗』(共著)。
















